首まわりのしわ・たるみを改善するには?予防と対策
気づいたときにはくっきりと刻まれている首まわりのしわ。手や首は年齢を隠せないといいますが、実際に自分の首のしわを目にすると年齢を感じて大きなショックを受けますよね。しわは、進行するとたるみにもつながっていきます。本記事では、首まわりのしわ・たるみの予防と対策について解説。首まわりのエイジングサインが気になってきた方はもちろん、将来のために対策をしておきたい方もぜひ参考にしてみてください。
首まわりのしわ・たるみの種類
首まわりのしわ・たるみは、広頚筋という首の筋肉や皮膚のゆるみによって起こります。首の皮膚は、顔と比べて薄いので乾燥や湿疹・肌荒れが起こりやすい場所です。さらに、筋肉量が少なく皮下組織ともくっついていないので、しわなどのクセがつきやすい特徴があります。
首まわりのしわ・たるみには、以下のような種類と特徴があります。
首まわりの横じわ
皮膚の折り目によって生まれる、年輪のように弧を描くしわ。悪い姿勢でスマホを使い続けることで生まれる「スマホじわ」の1つで、若い人にもできるしわです。
首まわりの縦じわ
首の皮膚や、広頚筋などのたるみによってできます。加齢に伴い、あご下から首の付け根にかけて入る細かい縦じわが目立つように。
首まわりのたるみ
横じわがくっきりとしてくると、皮膚がたるんだように見えます。あごもたるんでくると、首との境目がぼやけ始める恐れも。
首まわりのしわ・たるみの原因
基本的には、顔の肌と同じように加齢や紫外線、乾燥などを原因とします。首まわり特有の原因としては、姿勢の悪さや高すぎる枕が影響している場合も。目元や口元のように動かす頻度が高い場所であることも、首のしわには関係しています。
加齢
加齢とともに、肌のハリをつくる真皮のコラーゲンやエラスチンが減少。真皮の構造が変化するので、肌の弾力が失われてしわになりやすい状態となります。さらに、肌の柱ともいえるコラーゲンやエラスチンが減少することで重力の影響も受けやすくなり、たるみの原因にも。
紫外線(光老化)
肌老化の原因の約8割を占めるのが紫外線によるダメージ。紫外線はコラーゲンやエラスチンに直接ダメージを与えるうえに、活性酸素まで発生させます。通常は細菌やウイルスを撃退する活性酸素も、増えすぎるとコラーゲンの質や量を低下させる原因に。紫外線が肌に与える影響は軽視できないですね。
乾燥
肌が乾燥すると、キメが乱れ柔軟性が失われてしまいます。角層の水分が減ることで乾燥小じわが生まれると、やがて真皮の変性が起こり、たるみにまでつながるリスクも。さらに、乾燥は肌のバリア機能の低下も招きます。バリア機能が低下すると紫外線ダメージを受けやすくなり、しわ・たるみの進行を早めるので注意が必要です。
首まわりのしわ・たるみのセルフケアと注意点
セルフケアには、保湿ケア・紫外線対策・マッサージとストレッチがおすすめです。「首のしわが消えるストレッチ」や「首のしわを改善する方法」などさまざまな情報があふれていますが、やり方には注意が必要。自己流で行うと逆効果になる場合もあり、既にできたしわはセルフケアではなく美容医療での対処が最適です。正しい知識を持って判断していきましょう。
保湿ケア
首のしわにも、顔と同様にスキンケアが重要です。化粧水や乳液、保湿クリームを使って首にうるおいを与えましょう。
紫外線対策
真皮に影響を与えるUV-Aは、季節を問わず降り注いでいます。夏だけでなく、1年を通して日焼け止めや帽子・日傘で対策しましょう。首まわりは、地面からの照り返しにも注意。
マッサージとストレッチ
首のコリをほぐして血行を良くすることも、しわ対策には有効です。ただし、首の皮膚は顔と比べても薄くデリケート。力の入れすぎや摩擦は皮膚を傷めてしまうので、気を付けてやさしく行いましょう。
首まわりのしわ・たるみにおすすめの治療法
既にできた首まわりのしわやたるみは、美容医療で対応しましょう。実際の治療法は、医師と相談しながら決めていきます。
医療ハイフ
熱エネルギーによって肌を引き締め、自然にたるみを引き上げる効果が期待できる治療法。皮下組織にダメージを与えることで肌が本来持っている力が引き出され、コラーゲンの生成も促されます。
スマスアップ
「筋膜(スマス)を引き上げる(アップ)」を名前の由来とする、しわやたるみに用いられる治療法。高周波でコラーゲンの生成を促し、電気刺激で筋肉を刺激することで、しわやたるみにアプローチしながらすっきりとした印象に導きます。
スネコス注射
非架橋の低分子ヒアルロン酸と6種のアミノ酸が配合された製剤を、真皮に注入する治療法。真皮に対して行う施術なので、コラーゲンとエラスチンの合成を同時に促します。また、粘度が低いことも特徴的。自然な仕上がりが期待できる治療法としても支持されています。
デリケートな首の肌には適切なケアを
首は顔よりも皮膚の薄い部分です。美しい首まわりをキープするためには、首も顔と同じように気にかけて、やさしくケアし続けることが大切。必要に応じて姿勢や枕の高さを見直すことも、首まわりのケアにつながります。しわやたるみが気になり始めたら、美容医療の力も借りながら首元美人を目指しましょう。
しわ・たるみ治療に関するご相談は当院へ
柏・船橋・錦糸町のイデア美容皮膚科クリニックでは、しわ・たるみ治療を豊富にご用意しています。デリケートなお悩みだからこそ、プライバシーに配慮した工夫も当院の特徴。お一人お一人のお悩みやご要望・ライフスタイルに寄り添って最適な治療法をご提案しますので、初めての方もぜひお気軽にご相談ください。
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錦糸町院 院長