脱毛・ムダ毛処理での肌荒れの原因

何気なくセルフ脱毛やムダ毛処理を行っている方は多いかもしれませんが、実は肌荒れを起こすリスクが高い行為です。それはなぜなのか、リスクや種類、原因から解説していきます。その上で、本当にこのまま自己処理を続けても良いのか判断してみてください。

毛嚢炎の可能性

毛穴の奥には毛根を包んでいる部分があり、この部分に起こる炎症のことを「毛嚢炎（もうのうえん）」と言います。毛根を包んでいる部分を毛嚢（もうのう）と言い、毛嚢に傷がついて細菌感染を起こすと毛嚢炎となるのです。

毛嚢が傷つく原因には、

• カミソリの使用
• 毛抜きの使用

などがあります。

男性がヒゲを剃る際に毛嚢まで剃ってしまったり、毛抜きでムダ毛を無理やり抜いてしまったときなどに起こりやすいのが毛嚢炎です。

毛嚢炎になると毛穴の周りが赤くなったり、膿を持ったりします。時にはかゆみや痛みを伴うこともあり、炎症の悪化を防ぐためには適切な処置が必要です。

元々肌が弱い

元々肌が弱い方は、セルフ脱毛やムダ毛処理で肌荒れを起こすことがあります。

たとえば、シェービングクリームを使ってヒゲを剃った際に、カミソリ負けを起こして皮膚が赤くなったりかゆくなったりするなどは、肌が弱い方に起こりやすい症状です。

この場合、カミソリによって皮膚を薄く削ってしまい、元々弱かったバリア機能がさらに低下したことで、赤みやかゆみなどの症状が出たのが原因と言えます。

そのほか、除毛クリームや除毛ワックスなどの液剤でかぶれてしまい、かゆみや痛み、腫れ、ただれなどの症状が出ることも。元々肌が弱い方は、正しい方法でセルフ脱毛しても肌荒れを起こすことがあるので注意が必要です。

アトピー等の疾患がある

アトピー等の疾患がある場合に無理をして自己処理をすると、

• カミソリ負けによる赤み、かゆみなど
• 除毛剤、ワックスなどでかぶれる
• アトピー症状の悪化

などのトラブルが起こることがあります。

そもそもセルフ脱毛や自己処理は肌に大きな刺激を与える行為です。アトピー肌は余計な刺激を与えると悪化しやすいため、上記のような症状が起こってしまいます。

自分で出来るムダ毛処理と注意点

セルフ脱毛やムダ毛の自己処理の方法には、大きくわけて三つあります。それぞれ方法、特徴、行うときの注意点を解説しますので、行う機会がある方は目を通しておきましょう。

シェービング

シェービングは、シェービングリームを除毛したい部位に塗り、毛の流れに沿ってカミソリでムダ毛を剃ります。手軽にできるのが良い点ですが、早い人だとその日のうちに伸びてきたムダ毛が目立ってしまうのがデメリットです。

シェービングの注意点は、

• ムダ毛の流れに逆らって剃らない
• シェービングクリームは必ず使う
• 清潔なカミソリを使う

が挙げられます。

ただし、カミソリは肌にダメージを与えやすい方法です。肌が弱い、強いにかかわらず、肌荒れを起こしやすい方法なので頻繁に行うことは避けましょう。

除毛クリーム

除毛クリームは除毛したい部位にクリームを塗り、決められた時間、放置をしてから洗い流します。カミソリよりもムダ毛が生えて目立つまでの時間が長いですが、薬剤の臭いがきつい商品が多いのがデメリットです。

除毛クリームの注意点は、

• 使用可能部位は守る
• 放置時間を長くしすぎない
• クリームはしっかり洗い流す

が挙げられます。

手軽な方法ではありますが、薬剤によってムダ毛を溶かすことで除毛できる方法です。敏感肌の方は特に肌荒れを起こしやすいセルフ脱毛なので、できればあまり利用しないようが良いでしょう。

除毛ワックス

ワックスはまず、除毛したい部位にワックスを塗り、専用のシートをかぶせます。ワックスが固まったら、シートを剥がすと固まったワックスと一緒にムダ毛が抜けるのがワックスによる除毛方法です。

ワックスをしっかり塗れば処理残しをしにくいですが、シートを剥がす際に痛みを伴いやすいのがデメリットです。

ワックスの注意点は、

• ワックスが固まるまでしっかり待つこと
• 使用可能部位は守ること

が挙げられます。

注意事項を守っても、ムダ毛を無理やり引き抜くワックスは、毛嚢炎などの肌トラブルを起こしやすいとの特徴があります。こちらもほかの方法同様にできれば避けましょう。

肌荒れしてしまった後のケアの方法

気を付けていても肌荒れのリスクは常に隣り合わせです。アフターケアを怠ると、肌荒れが治るまでの時間や費用がかかってしまうことは忘れてはいけません。ここからは肌荒れしてしまった後のケア方法をご紹介しますので、万が一のときのために覚えておきましょう。

とにかく保湿が大切

肌荒れを起こしているときに肌が乾燥してしまうと、肌のバリア機能が低下してさらにトラブルが悪化してしまいます。

肌の乾燥対策にはとにかく保湿が必要です。

保湿を行う際は顔なら、

1. 化粧水
2. 美容液
3. 乳液
4. クリーム

の順番で使用して保湿ケアをしましょう。

身体の場合はボディローションの後にボディクリームを塗るか、ボディクリームのみを塗るかどちらかの方法で保湿ケアを行うのがおすすめです。

刺激を与えないように注意

肌荒れ状態の肌に刺激は禁物です。肌トラブルが起きているときは、刺激を与える以下の行動は避けてください。

• 日焼け
• 激しい運動
• サウナ
• 岩盤浴
• かきむしる、触る

特に男性は刺激や日焼けに対して大雑把になりやすいので注意しましょう。日焼けは日焼け止めを使用したり、日傘や帽子などで物理的に紫外線を防ぐ方法がおすすめです。

気になったら早めに皮膚科へ

保湿を行い、刺激を与えないよう注意をしてセルフケアしていても肌荒れが改善しないときは、なるべく早めに皮膚科を受診しましょう。

できれば、肌荒れが起こった時点で受診するのがベストです。早めに受診することで治療費用・時間ともに減らせます。

医療脱毛で肌ケアとの両立ができる！

肌の強さや肌荒れのリスクの有無は人によって異なります。キレイな肌を手に入れたいなら、男女問わずクリニックの無料カウンセリングを利用し、自分に合ったスタイルを見つけるのがおすすめです。医療脱毛で肌ケアとの両立ができる理由を診ていきましょう。

カウンセリングで自分に合った方法を見つけましょう

クリニックの無料カウンセリングでは、自分の肌の状態や特徴などを診断してもらえます。肌トラブルを防ぎ、自分に合ったケア方法や脱毛方法を選択するには、医師に診断してもらうことが重要です。

クリニックや担当医によって提案されるプランも変わる？

クリニックや担当する医師によって特徴が異なるため、カウンセリングで提案されるプランも変わってきます。料金だけで「ここのクリニックにしよう」と決めたり、料金だけに拘ってしまわないよう注意しましょう。納得できるプランを提案してくれるクリニック・医師を選んでくださいね。

自分に合ったクリニックを探しましょう

先ほどお伝えしたとおり、クリニックによって特徴が異なりますので、人によって合う合わないも変わってきます。自分の話を聞いて理解してくれるクリニック選びが大切なので、カウンセリングを受けてみて判断しましょう。

まとめ-脱毛と肌ケアでなりたい自分へ
肌のトラブルは誰でも起こる可能性があり、困った時に相談できるクリニックがあると安心できます。

特にセルフ脱毛では肌トラブルが起きやすいため、医療脱毛に切り替える方法がおすすめです。クリニックですから、肌トラブルの相談や肌の悩みにも適切に対応してくれます。

医療脱毛を始めたら、今までの肌悩みが解決されるだけでなく、適切な肌ケアによってなりたい自分を目指せるでしょう。

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