VIO脱毛はいつから効果を実感できる?何回で薄くなるか解説します
VIOやワキなど毛量が多い部位は、脱毛効果を感じられるようになるのに回数がかかります。VIO脱毛の効果が実感できる回数と、おすすめの脱毛方法を紹介します。
脱毛は、毛の生え替わる周期に合わせて行う必要があるため、1回だけの施術ではあまり効果を実感できないものです。特に、デリケートゾーンであるVIOやワキといった毛量が多い部位は、脱毛効果を感じられるようになるのに回数がかかります。
ここでは、VIO脱毛の効果が実感できる回数と、おすすめの脱毛方法をご紹介します。
VIO脱毛とは?
VIOとは、Vライン、Iライン、Oラインの3ヵ所の総称で、「デリケートゾーン」と呼ばれる部位です。Vラインは、正面から見える三角形部分で、いわゆるビキニラインを指し、Iラインは、ひざを抱えて座ったときに正面から見える陰部の両サイドのラインのこと。そしてOラインは、お尻の穴の周辺を指します。
VIO脱毛は、水着や下着を着用したときにムダ毛が見える心配がなくなることや、デリケートゾーンを衛生的に保つことができて感染症予防にもつながるため、人気の脱毛のひとつです。
VIO脱毛のデザインの種類
VIO脱毛では、仕上がりのデザインを自分で決めることができます。
一度脱毛すると元の状態に戻すことは難しいので、「もう少し残しておけば良かった」と後悔することがないよう、デザインは慎重に選びたいところです。医療機関やサロンで相談したり、可能であればまず自己処理で希望の形を作ってみたりするのもおすすめです。
人気のVIO脱毛のデザインには、下記のようなものがあります。
・ナチュラル
ナチュラルは、全体的に毛量を減らし、周囲の毛を整えて逆三角形型にする形のこと。最も自然に近いといわれているデザインです。
・トライアングル
トライアングルは、ナチュラルより小さめの逆三角形型のデザインです。
・オーバル
オーバルは、楕円形型に整えるデザインです。毛を残す範囲は狭めで、すべて脱毛するのは恥ずかしい場合に選ばれることもあります。
・スクエア
スクエアは、小さめの四角形に整えるデザインです。
・Iライン
Iラインに沿った部分だけ残すデザインもあります。さらに細くした、Iライン(細長)型もあります。
・ハイジニーナ
ハイジニーナは、陰毛をすべて脱毛した状態のこと。蒸れやにおいが気にならず、清潔感があることから、最近人気が高まっています。
VIOの医療脱毛の効果が出るのは何回から?
VIOゾーンは毛量が多く、一本いっぽんの毛が太いため、ほかの部位に比べて脱毛には時間がかかります。
そのため、毛が薄くなってきたと感じるには最低3回、毛量が多い人だと5回ぐらいの施術が目安です。1~2回目までは、脱毛後も太い毛が生えてくることがありますが、3回を過ぎたあたりから生えてくる毛も細くなり、毛質の変化を実感できることが多いです。
脱毛を完了するまでの期間は?
脱毛を完了するまでの期間は、最終的にどのような状態にしたいのかによって異なります。
自己処理がほぼ不要になるレベルを望むのなら、回数にして5~6回、期間にして1年から1年半程が目安です。もっとツルツルにしたい場合は、回数にして8~12回、期間にして約2年が目安となります。
なお、脱毛に必要な期間が長いのは、VIO脱毛は毛周期に合わせて2~3ヵ月に1度のペースで行われるのが一般的だからです。これより早いペースで施術を受けても、毛周期に合わせた施術ではないため、脱毛効果はあまり期待できません。
ハイジニーナにする場合の期間
ハイジニーナにする場合は、脱毛部分の面積が広くなるのでそれだけ回数がかかります。回数にして8~10回以上、期間にして2年程が目安となり、それ以降も時々通うのが一般的です。
VIO脱毛の回数によって毛はどのように変化する?
VIO脱毛の回数の目安と、一般的に実感できる変化は、下記のとおりです。
VIO脱毛の回数の目安と毛の変化
- 1~3回目 ……… 時間が経つと施術時に表面に出ていなかった毛が生えてくる。1ヵ月程で元の毛量と同じになり、2回、3回と重ねるうちに、毛が生えるまでの期間が長くなる。3回目になると1、2回目より生えなくなる。
- 4~6回目 ……… 生えてくる毛が徐々に薄くなる。脱毛前のような太い毛は見られなくなり、毛量も目に見えて減る。施術時の痛みも小さくなる。
- 7~9回目 ……… 施術を受けてから次の毛が生えてくるまでの間隔が3~4ヵ月と長くなり、生えてきても薄い毛になる。8回目頃になると、しばらく放っておいてもツルツルの状態を保てるようになる。
- 10回目以上 …… 全体的に毛が生えてこない状態になり、長期間放っておいてもツルツルの状態を保てるようになる。
光脱毛よりも医療脱毛がおすすめの理由
VIO脱毛の方法としては、主に光脱毛と医療レーザー脱毛の2つの施術方法があります。それぞれに一長一短がありますが、総合的に見れば医療レーザー脱毛がおすすめです。その理由は、主に下記が挙げられます。
脱毛効果が高い
光脱毛は、光のパワーが弱く、毛を生やす組織を破壊することはできないので、一時的な減毛効果にとどまります。反対に、医療レーザー脱毛は、レーザーのパワーが強いので、毛を生やす組織を破壊することができ、永久脱毛を目指せます。
期間が短くて済む
パワーの違いから、光脱毛では医療レーザー脱毛の約2倍の回数や期間がかかるのが一般的です。例えば、医療レーザーなら5~6回でほぼ自己処理が不要な状態にまでなりますが、光脱毛では12回程かかります。
施術者が有資格者なので安心
光脱毛は、特に資格がなくても機器を扱えるので、エステサロンでの施術となります。一方、医療レーザー脱毛は、国家資格を持つ医師・看護師の施術となるので安心です。
なお、医療レーザー脱毛は光脱毛より痛みを強く感じる傾向があるのはデメリットですが、麻酔クリームなどでやわらげることができます。希望する場合は、施術を受ける医療機関に相談してみましょう。
VIO脱毛の効果をより得やすくするには?
VIO脱毛の効果は、肌の調子を整えておくことで得やすくなるといわれています。具体的には、保湿と正しい自己処理を心掛けることの2つがポイントです。
保湿を心掛ける
脱毛後の肌は、光や医療レーザーによる熱でダメージを受け、水分を奪われた状態です。肌が乾燥すると皮膚が硬くなり、毛が抜けにくくなることがあるため、施術後の保湿はしっかりと行いましょう。保湿は赤みやかゆみなどの肌トラブルを防ぐのにも役立ちます。
なお、肌が乾燥している状態で施術を受けると肌へのダメージが大きくなるため、施術前の保湿も効果的です。しかし、施術直前に保湿クリームなどを使うと、クリームが毛穴に入り、レーザーの効果を弱めてしまう可能性もあるので、直前に塗るのではなく、施術日の前日までに行うようにします。
正しい自己処理を心掛ける
施術後の肌は、ダメージを受けた状態なので、肌に負担のかかるカミソリや毛抜きを使っての自己処理はトラブルのもとになりがちです。毛抜きを使って無理矢理毛を抜くと、毛穴に雑菌が入り込んで毛包が炎症を起こす毛包炎になる場合もあるので、施術後すぐの自己処理はしないようにします。
また、施術前に毛抜きで処理をすると、一時的に抜けた状態になるため、その後に生えてきた毛に医療レーザーや光の効果が届かなくなってしまうので、毛抜きを使った自己処理は控えましょう。
VIO脱毛は5~6回の施術で、目に見えて毛量が減ってくる
VIO脱毛は、医療レーザー脱毛の場合、5~6回で目に見えて毛量は減り、脱毛の効果を感じることができるのが一般的です。保湿を心掛け、自己処理を正しく行うことで、脱毛効果は実感しやすくなるので、脱毛期間中のケアはしっかりと行いましょう。
柏・船橋・錦糸町のイデア美容皮膚科クリニックでは、永久脱毛に関する無料カウンセリングを実施しております。施術の概要や費用の説明から、疑問点やデザインのご相談まで無料で行っていますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
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理事長