ダウンタイムとは?起こる症状とダウンタイム中の過ごし方
「美肌治療を受けてみたいけれど、ダウンタイムが気になる」「施術後の痛みや腫れが心配」といった不安から、なかなか美肌治療に踏み出せないという方も多いのではないでしょうか。 ここでは、ダウンタイムとはどのようなものか、またダウンタイムに起こる主な症状や期間について施術別に解説します。併せて、ダウンタイム中の過ごし方の注意点についても見ていきましょう。
ダウンタイムとは施術を受けてから通常の生活に戻るまでの期間
ダウンタイムとは、施術を受けてから、通常の生活に戻るまでの期間のことをいいます。ダウンタイムの症状や期間の長さは、施術内容や患者の状態などによって異なり、個人差があります。
代表的なダウンタイムの症状として挙げられるのは、施術部位の赤みや内出血、腫れなどです。また、施術箇所が顔の場合、ダウンタイム中はメイクができないことも珍しくありません。症状が重い場合は、仕事やそのほかの予定に支障が出てしまう可能性もあるため、必ず施術前にダウンタイムの程度や期間について確認し、納得した上で施術を受けることが大切です。治療を受ける際には、ダウンタイムを考慮したスケジュールを組む必要があるでしょう。
主なダウンタイムの症状
主なダウンタイムの症状は、痛みや赤み、腫れ、むくみ、内出血などです。また、治療内容によっては、メイクや洗顔、洗髪、シャワー、入浴、運転、運動、飲酒などが、一定期間制限されることもあります。
ダウンタイムの期間は施術の内容によって異なり、早ければ半日程度で通常の生活に戻れるケースもあれば、長いと数週間から数ヵ月にわたってダウンタイムが続くケースもあります。症状の程度や期間の長さには個人差があり、体質や体調などによっても変わってきます。
なお、患部を切開したり、強い熱や光を与えたりする治療の場合はダウンタイムが長くなり、症状も重くなるケースが多いです。反対に、施術箇所への負担が少ない治療であればダウンタイムも短く、痛みや腫れも少ない可能性が高いでしょう。
ダウンタイムの負担を軽減するには、適切なアフターケアを受けることも大切です。アフターケアを行わなかったために症状が悪化してしまうケースもあるため、施術前にはしっかりと説明を受け、施術後のケアも万全なクリニックでの治療をおすすめします。
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【聞いてみました】ダウンタイムの主な症状を教えてください。
実際に美容施術を受けた方にアンケートをとり、ダウンタイムの主な症状を教えていただいた結果が以下のとおりです。
ダウンタイムの主な症状
- 赤み 65.9%
- 腫れ 12.2%
- むくみ 2.4%
- 内出血 2.4%
- その他 9.8%
- ダウンタイムはなかった 7.3%
アンケート結果を見ると、ダウンタイムはなかったと答えた方は全体の7.3%でした。ということは、90%以上の人がダウンタイム中に何らかの症状が出たということになります。
では次に、どんな症状が出たのかを見ていきましょう。最も多かったのは「赤み」で65.9%となっています。ダウンタイムがあった方のほとんどが、施術内容にかかわらず赤みの症状が出たというのがアンケート結果からわかりました。
赤み以外の症状には腫れやむくみ、内出血がありますが、いずれも赤みに比べると少ないパーセンテージですから、出ることは希と言えるでしょう。
今回のアンケート結果から、美容施術を受けた90%以上の人がダウンタイムがあったと答えており、赤みの症状が出た方が多いことが判明しました。
ダウンタイムを長引かせてしまう行動は?
施術後の行動によっては、ダウンタイムを本来の期間よりも長引かせたり、症状を悪化させてしまったりすることもあります。続いては、ダウンタイムを長引かせる原因となる行動にはどのようなものがあるのか見ていきましょう。
血行が良くなる行動
飲酒や入浴、運動などには、血行を促進する効果があります。血行が良くなることで施術箇所にも多く血が巡るようになり、腫れや炎症が長引く原因となってしまいます。
また、こうした行動によって体温が上昇し発汗すると、傷口に汗が入ってしまう可能性も。衛生的にも良くないため、多くの汗をかくような行動は避けるといいでしょう。
ダウンタイム中の入浴は、入浴時間を短くするかシャワーで済ませるようにします。運動は散歩や軽めのジョギング程度にとどめるよう注意してください。
施術箇所へ強い刺激を与える行為
強くこする、かくといった行為も、施術箇所に大きな負担となってしまうため避けましょう。顔の治療後に洗顔やクレンジングをする際には、強く刺激しないよう注意し、優しくふれるようにします。
また、ダウンタイム中の肌はデリケートな状態のため、使用する洗顔料やクレンジング、スキンケア商品などは、肌に優しい成分の物を使用することをおすすめします。
喫煙
喫煙は、腫れや傷跡の回復を遅らせてしまう要因のひとつです。ダウンタイム中の喫煙は、なるべく控えることが望ましいでしょう。
【聞いてみました】ダウンタイム中ってどうでした?
ダウンタイム中は普段とは肌の調子が異なるため、不便だと感じる場合もあります。また、症状によってはスキンケアの際に気をつけるべき点があったりもするのですが、実際にダウンタイムがあった方はどう過ごしていたのでしょうか?
ダウンタイム中不便だったことを教えてください
- 目の周り以外が全て赤くなって、火傷をしたときのような痛みがあるため、外出できなかったことです。赤みが引いた後も小さい瘡蓋が顔全体にたくさんできて、気持ち悪かったです。仕事も休みました。
この方は、日常生活に支障が出るレベルのダウンタイムだったようです。赤みだけでなく痛みも感じるとなると、仕事を休んでしまう気持ちもわかります。もちろん一時的なものではありますが、施術によってはこのような症状が出てしまうため、施術後のスケジュールにも注意する必要がありそうです。
- マスクを外す場面があると驚かれるので、できるだけ人前では外さないようにしていた。肌に摩擦を与えないように、清潔にするために、できる限り上を向いて寝るようにした。
ダウンタイム中の症状が目立つものであっても、この方のようにマスクをなるべく人前で外さないように注意すれば、周りの人におどろかれることはないでしょう。ただし、食事中など外さないといけない場面もあるため、そのようなときはやや不自然な行動になるかもしれませんね。
- 目の下、頬の目立つ場所にほくろがあり、治療後は化膿防止のためしばらく化粧ができませんでした。保護にテープを使用していましたが、明らかに治療後という雰囲気になっていて人目が気になりました。マスクをつける生活のため、傷口に触れたり刺激しないよう注意を払う必要があり、普段通りとはいきませんでした。
マスク生活だと、マスクが当たる部分へ施術を行った方は不便だと感じるようです。マスクで刺激してしまったり、ムレて化膿したりする可能性もあるため、この方のように普段通り過ごすのは難しい場合もあるでしょう。
ダウンタイム中ケアで気をつけていた事はなんですか?
- スキンケアを敏感肌用のものに変え、刺激による肌荒れが起こらないようにしました。また、色素沈着を防ぐため痛い時や痒い時はクーリングしてあまり触らないようにしました。ダウンタイムが落ち着いつからは美白成分の入ったものを使い、レーザーでできた極薄く小さいシミをなくしていきました。
この方はシミ取りの施術を行ったようです。肌に刺激を与えないよう使うスキンケア用品選びに注意したり、手で触らないよう注意したりと、普段のスキンケアとは変えています。ダウンタイムが終わったあとも美白ケアに力を入れるなど、施術の効果を高められるよう気をつけていることがわかりました。
- とにかく清潔にすること。肌の摩擦を起こさないこと。普段うつ伏せで寝てしまうことがあるので、仰向けで寝るように意識していた。
清潔にすること、摩擦を与えないことは普段のスキンケアでも重要ですが、術後は肌が敏感になっているため、ケアのときだけでなく寝るときにも注意が必要です。普段うつ伏せで寝ている方は、この方のように仰向けで寝たほうが肌に刺激、摩擦を与えなくて済みます。
- とりあえず保湿と、ビタミン剤、病院でもらった乳液をぬりまくってました。あとさわらないこと。
クリニックでは、施術によってダウンタイム中に使う薬剤やスキンケア用品、飲むサプリメントを処方する場合もあります。クリニックが用意したものがあれば、あとは触らないよう注意すれば良いだけなのでケアの手間もかかりませんね。
美肌治療のダウンタイムの目安と過ごし方
ダウンタイムの症状や期間は、施術の内容によってそれぞれ異なります。続いては、代表的な5つの美肌治療について、ダウンタイムの目安や過ごし方をご紹介しましょう。
レーザー治療のダウンタイム:4日~1週間以上
レーザー治療は施術箇所への負担が大きいとされるため、ほかの治療と比べてダウンタイムも長引きやすい傾向があります。ダウンタイム中は紫外線やメイクを避けて、肌への刺激をできる限り抑える必要があるでしょう。場合によっては、仕事などの予定が制限される可能性もあります。
フォトフェイシャルのダウンタイム:ほぼなし
光エネルギーの力で、シミやそばかすの症状を改善するフォトフェイシャル。痛みやダウンタイムはほとんどなく、施術が終わってすぐにメイクをすることも可能です。
ただし、フォトフェイシャルの施術後の肌は乾燥しやすく非常にデリケートな状態のため、保湿ケアは入念に行いましょう。
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ケミカルピーリングのダウンタイム:ほぼなし
ケミカルピーリングは、安全性の高い薬剤を肌に塗布して、古い角質や毛穴の汚れを除去し、肌のターンオーバーを促進する美肌治療です。ニキビ治療としても注目を集めています。
ダウンタイムはほとんどありませんが、肌に赤みが出たり、カサカサした感じの症状が生じたりすることがあります。洗顔やメイクは、当日より可能です。
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ダーマペンのダウンタイム:ほぼなし
ダーマペンは、超極細針で肌に小さな穴を開け、肌が回復する力(自然治癒力)を高めるという治療法です。肌が回復する過程でコラーゲンの生成が促され、ニキビ跡や小じわ、毛穴の開きといった肌トラブルの改善やエイジングケア効果が期待できます。
ダーマペンを受けてから2~3日間は、ヒリヒリしたり、かゆみが出たりするケースもあります。また、施術直後には赤みが出ることも。洗顔・メイクは、施術後から12時間はできません。
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コラーゲンピールのダウンタイム:ほぼなし
専用のピーリング薬剤を肌にマッサージしながら浸透させ、コラーゲン増生によって肌にハリや弾力をもたらす治療法です。メラニン生成を抑制する作用によって、シミやくすみの改善も期待できます。
マッサージを受ける感覚で気軽に受けられる治療で、施術時間はわずか10分程度です。赤みや皮むけなどのダウンタイムが起こることもほとんどなく、メイクも施術当日に可能となります。施術から数日後に、薄い皮がむけるケースがありますが、痛みなどの心配は少ないでしょう。
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【聞いてみました】ダウンタイムが終わったのはいつですか?
ダウンタイムがありそうな施術を受ける方は、いつ終わるのか気になるはずです。ダウンタイム終了までの期間によっては、仕事や学校などを調整しないといけなくなるでしょう。こちらもアンケート調査を行いましたので、結果を以下にまとめました。
ダウンタイムが終わったのはいつですか?
- 3日以内 24.0%
- なかったorほぼなかった 13.0%
- 1ヶ月 10%
- 3ヶ月 7.0%
- 3ヶ月以上 1.0%
最も多かったのは3日以内で全体の24.0%となっています。3日以内であれば、休日に合わせれば1~2日ほどお休みを作るだけで良いのではないでしょうか。次に多かったのが「なかったorほぼなかった」という答えです。
これを見ると、ダウンタイムはほぼないかあっても3日以内に終わる場合がほとんどと言えるでしょう。1ヶ月以上続くことは希ですから、過剰に心配する必要はなさそうです。ただし施術によって多少の違いがありますので、心配な方はカウンセリングの際に確認しておきましょう。
【聞いてみました】ダウンタイムを経験してもまた治療を受けたいですか?
ダウンタイムを経験した方は、症状があってもまた美肌治療を受けたいと思っているのでしょうか。こちらもアンケート結果を見ていきます。
また美肌治療を受けたいと思いますか?
- はい 91.0%
- いいえ 9.0%
どんな症状が出たのか、どれくらいの期間だったのかは個人差がありますが、90%以上の方が「それでもまた美肌治療を受けたい」と思っています。
初めて美肌治療を受ける方は、ダウンタイムについて不安に思うかもしれません。しかし、ダウンタイムが終わればきちんと美肌効果を得られ、またやりたいと思うほど満足度が高い方がほとんどです。もうやりたくないと思っている方はほんの一部ですから、過剰に怖がらずまずはカウンセリングだけでも受けてみてはいかがでしょうか?
ダウンタイムの症状や期間を事前に確認し、納得した上で治療を受けましょう
ダウンタイムの症状や長さは施術の内容によって異なり、個人差もあります。ダウンタイム中の状態によっては、「外出ができない」「仕事や家事に集中できない」といったことになってしまう可能性もあるため、ダウンタイムについては必ず事前に医師へ確認し、タイミングを考慮して計画を立てていきましょう。
柏・船橋・錦糸町のイデア美容皮膚科クリニックでは、ダウンタイムのほとんどないフォトフェイシャルやケミカルピーリング、ダーマペンといった美肌治療を複数ご用意しています。患者様一人ひとりのご希望に合わせたプランをご提案いたしますので、まずはお気軽に無料カウンセリングからご相談ください。
【アンケート概要】
調査機関:自社調査
調査方法:インターネットにてにアンケートを実施
調査対象:美肌治療のダウンタイム経験者の方
調査期間:2022/9/8~2022/9/15
有効回答者数:100名
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理事長