ハイジニーナとは?脱毛するメリットと注意点について解説
VIO脱毛でハイジニーナを選ぶ女性が増えているようです。ハイジニーナ脱毛とはどのようなものなのか、ハイジニーナにするメリットのほか、注意点について解説します。
VIO(デリケートゾーン)の脱毛は、サロンやクリニックの脱毛施術の中でも人気のコースです。中でも、最近はハイジニーナを選ぶ女性が少しずつ増えているようです。一方で、「ハイジニーナにして後悔した」という声もあるため、気になっているという方も多いのではないでしょうか。
ここでは、ハイジニーナ脱毛とはどのようなものなのか、ハイジニーナにするメリットのほか、注意点について解説します。
ハイジニーナ脱毛はアンダーヘアをすべて脱毛すること
ハイジニーナ脱毛とは、V(ビキニライン)、I(Vライン奥の陰部の両サイド)、O(肛門の周り)に生えているアンダーヘアをすべて脱毛することです。ハイジニーナという名称は、「清潔であること・衛生的であること」を意味する英単語「Hygiene」を語源とする和製英語です。
これまで、日本ではあまりなじみがありませんでしたが、ハイジニーナ脱毛を公表する女性芸能人や海外セレブたちの影響から、徐々に周知されるようになり、近年では美意識の高い女性たちのあいだでその需要が高まっています。
VIO脱毛との違い
ハイジニーナ脱毛は、VIO脱毛のデザインのひとつです。一般的なVIO脱毛の場合、アンダーヘアをすべて脱毛することはせずに、毛量を調整して好みのデザインに仕上げます。例えば、逆三角形型に整えるトライアングル、小さめの四角形に整えるスクエア、Iラインに沿った部分だけを残すIラインといった、さまざまなデザインがあります。
これに対し、ハイジニーナはすべての毛を脱毛してツルツルに仕上げることを指すのです。
ハイジニーナにする方法
ハイジニーナにする方法としては、クリニックで受けられる医療脱毛やサロンで受けられる光脱毛、そして自己処理でも可能なブラジリアンワックスを使う方法の3つがあります。それぞれの特徴について見ていきましょう。
医療脱毛
医療用レーザーを照射することで毛根の根元にある毛を生やす組織にダメージを与え、脱毛します。ツルツルの状態を長く維持できる半永久的な脱毛効果が期待できます。施術を受けられるのは医療機関に限られ、施術を担当するのは国家資格のある医師や看護師です。
医療脱毛レーザーはパワーが強い分、痛みは出やすい傾向がありますが、ツルツルの状態になるまでの期間は短めです。ハイジニーナになるのに必要な施術回数は、8~10回が目安となります。
光脱毛
光脱毛は、光を照射することで毛根の根元にある毛を生やす組織にダメージを与え、抑毛・減毛効果を得る脱毛方法です。施術は専用のサロンで受けることができ、担当するのはサロンのスタッフになります。
医療脱毛で用いられるレーザーに比べてパワーが弱いので、痛みは小さい傾向にありますが、ツルツルの状態になるまでにかかる施術回数は多めです。ハイジニーナになるのに必要な施術回数は、20回以上が目安となります。
ブラジリアンワックス
主に、はちみつなどをベースに作られたブラジリアンワックスは、欧米ではVIO脱毛によく用いられます。脱毛したい部分にワックスを塗り、はがす際に毛を毛根から引き抜きます。ソフトワックスとハードワックスの2種類があり、ソフトワックスはワックスを塗った後に布を貼り、その布をはがす方法で、ハードワックスは直接固まったワックスをはがし取ることで処理が可能です。
脱毛直後からツルツルになりますが、ワックスをはがすときには大きな痛みを感じることが多いです。また、時間が経つと毛はまた生えてくるので、ツルツルの状態を保つためには、定期的に繰り返し処置する必要があります。
脱毛方法による比較
〈光脱毛〉
- 施術を受けられる場所…………………脱毛サロン
- 施術者……………………………………サロンスタッフ
- 使用する物………………………………光脱毛機
- 脱毛の仕組み……………………………光の熱で毛の根元にある毛を生やす組織にダメージを与える
- 期待できる脱毛効果……………………減毛・抑毛
- ハイジニーナになるのにかかる回数… 20回以上
- 施術時の痛み……………………………小さい
- 1回あたりの料金………………………安め
〈医療脱毛〉
- 施術を受けられる場所…………………医療機関(クリニック、病院)
- 施術者……………………………………国家資格を持つ医師・看護師
- 使用する物………………………………医療レーザー
- 脱毛の仕組み……………………………レーザーの熱で毛の根元にある毛を生やす組織を破壊する
- 期待できる脱毛効果……………………半永久的な脱毛
- ハイジニーナになるのにかかる回数…8~10回
- 施術時の痛み……………………………痛みを感じやすいが、麻酔クリームなどの処方が可能
- 1回あたりの料金………………………高め
〈ブラジリアンワックス〉
- 施術を受けられる場所…………………脱毛サロン、自宅(セルフ脱毛)
- 施術者……………………………………サロンスタッフ、またはセルフ
- 使用する物………………………………ブラジリアンワックス
- 脱毛の仕組み……………………………固まったワックスをはがす際に、毛を毛根から引き抜く
- 期待できる脱毛効果……………………2~3週間はツルツル状態が持続。時間経過でまた生えてくる
- ハイジニーナになるのにかかる回数…ツルツル状態を維持するには、定期的な処置が必要
- 施術時の痛み……………………………強めの痛みがある
- 1回あたりの料金………………………安め
なお、アメリカではニードル脱毛といって、毛穴に細い針を刺し電気を流すことで脱毛する方法も、ハイジニーナを含むVIO脱毛の一般的な方法として行われています。ただし、痛みが強いといった事情から、日本では光脱毛や医療脱毛のほうが広く普及しています。
ハイジニーナにするメリット
最近注目を集めているハイジニーナですが、主なメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。
アンダーヘアが下着などからはみでない
ハイジニーナにするとアンダーヘアがはみ出ないので、下着や水着をきれいに着こなせます。「毛がはみ出ていないか」心配することなく、ファッションを楽しめるのも魅力です。
ムレやにおいが軽減される
アンダーヘアが汗でムレたりにおいがこもったりすることがなく、デリケートゾーンを清潔に保てます。女性の場合は、月経時も、経血がアンダーヘアに絡まったり、ムレたりすることがなく、快適に過ごせるようになります。
自己処理の手間が少なくなる
光脱毛や医療脱毛を行ってハイジニーナにした場合は、アンダーヘアの自己処理にかける手間が不要になります。カミソリ負けや炎症、色素の沈着といった、肌トラブルも防げるようになるでしょう。
将来の介護に備えることもできる
ハイジニーナにすることで、将来的にオムツをしたり、排泄介助を受けたりすることになったときの不快感が軽減されます。また、介護をする側の負担軽減にもつながるため、若い女性だけでなく中高年の女性からもハイジニーナは注目されています。
ハイジニーナにする場合の注意点
ハイジニーナの施術を受けるにあたっては注意点もあります。下記の3つのポイントを知っておきましょう。
施術中に痛みを感じやすい
デリケートゾーンは神経や血管が集中しています。また、ほかの部位に比べて皮膚が薄いため、痛みを感じやすい部分です。加えて、毛の量が多く太いので、強い痛みを感じることがあるかもしれません。痛みが心配な方は、麻酔クリームや表面麻酔に対応したクリニックで施術を受けるのがおすすめです。
ほかの部位より回数と費用がかかる場合もある
デリケートゾーンは、毛の量が多く太いので、ほかの部位に比べて施術回数が必要となるケースが多いものです。特に、アンダーヘアをすべて脱毛するハイジニーナの場合、一般のVIO脱毛より回数がかかるので、その分費用もかかると考えておくといいでしょう。
脱毛後は完全に元に戻すことは難しい
光脱毛と医療脱毛は、一度施術を受けると最初の状態に戻すことは難しいといえます。術後に価値観が変わっても、同じように戻せないため、納得した上で施術を受けることが大切です。
ハイジニーナの施術を行うなら、まずは無料カウンセリングで相談を
ハイジニーナは、一般のVIO脱毛より施術回数がかかりますが、アンダーヘアを気にせずファッションを楽しめることや、ムレやにおいが抑えられるので衛生的といったメリットがあります。
柏・船橋・錦糸町のイデア美容皮膚科クリニックでは、医療用レーザーを使ったVIO脱毛を行っており、ハイジニーナにも対応しています。施術の概要や費用、回数などは、無料カウンセリングでご質問・ご相談いただけますので、ハイジニーナ脱毛をお考えの方は、ぜひ一度お気軽にご利用ください。
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理事長