VIO脱毛の自己処理のやり方とは?部位別の注意点も解説
VIOをきれいに整えておきたいと考える方が増えています。VIOのムダ毛を自己処理する場合の方法と注意点のほか、医療脱毛と比較したメリット・デメリットについて解説します。
VIOをきれいに整えておきたいと考える方が増えています。しかし、毛の量が多いため、ムダ毛のお手入れが難しい部分です。また、自己処理の仕方によっては、肌トラブルにもつながってしまうので、そのやり方には注意が必要です。
ここでは、VIOのムダ毛を自己処理する場合の方法と部位別の注意点のほか、医療脱毛と比較したメリット・デメリットについて解説します。
VIOのムダ毛を自己処理する方法
VIOのムダ毛を自分で処理するには、大きく分けてカミソリ、除毛クリーム、電気シェーバーという、3つの方法があります。まずは、それぞれの特徴と、自己処理をする際のポイントについて見ていきましょう。
カミソリを使った自己処理
カミソリのメリットは、気になったタイミングですぐに処理ができること。安価なタイプだと1本100円程度から購入できるので、コストがあまりかからない点も魅力です。
一方で、カミソリを使うと肌への負担が大きく、剃った後に出血してしまったりかゆみが出たりするカミソリ負けを起こす可能性があります。また、何度も自己処理を行っていると、皮膚や毛穴の沈着が起こる可能性が高くなるといったデメリットもあります。
自己処理のポイント
カミソリを使ってVIOのムダ毛を処理する場合、毛が長いままだとカミソリに引っかかってうまく剃れないため、まずはハサミやヒートカッターなどで毛を短くカットします。
体毛は温めるとやわらかくなる性質があるので、処理のタイミングとしてはお風呂上りがベストです。ただし、やわらかくなってふやけた状態の肌にカミソリの刺激を加えると表皮を傷つけるおそれもあるので、体の熱がとれるまで待ってから行うといいでしょう。
処理の際は、肌へのダメージを抑えるためにシェービングジェルを使います。毛の流れに逆らって剃ると根元からしっかり剃れますが、毛穴や次に生えてくる毛が目立つようになったり、肌への負担が大きくなったりするなどのデメリットもあるので、毛の流れに沿って剃るようにしてください。
除毛クリームを使った自己処理
除毛クリームとは、ムダ毛の主成分であるたんぱく質を溶かす成分によって、毛を溶かして分解することで除毛できるクリームです。脱毛にかかる時間の目安は5~10分で、塗るだけで処理ができるのでお手軽ということと、一度に広範囲を除毛できるメリットがあります。
一方で気をつけたいのは、肌に合わないクリームを使ってしまうと肌トラブルを起こす可能性が高いということ。クリームの種類によっては、顔やVIOには使えないタイプもありますので、商品説明のチェックと肌へのパッチテストは必須といえます。
自己処理のポイント
除毛クリームを使ってVIOをケアする場合は、少量のクリームを商品説明の用法を守って使用後、48時間以内に肌の異常がないか観察する「パッチテスト」を行います。パッチテストで何か問題があった場合は、すぐに使用を中止しましょう。
クリームを塗る際は、毛の根本まで届くように1~3mm程度の厚さで均等に塗るようにします。商品ごとの規定時間(5~10分程度)が経ったら、スポンジなどでクリームを拭きとり、残ったクリームはシャワーでしっかり洗い流すことが大切です。
電気シェーバーを使った自己処理
電気シェーバーでの自己処理は、肌にかかる負担が少ないことがメリットです。細かいところも剃りやすいので、剃り残しなく仕上げることができます。価格は数千円とカミソリや除毛クリームに比べれば高めですが、一度購入すれば長く使い続けることが可能です。デメリットとしては、初期費用がかかること、機器の手入れが必要といったことが挙げられます。
自己処理のポイント
電気シェーバーを使ってのVIOケアは、毛が乾いた状態で行います。ハサミやヒートカッター、シェーバーに付属するアタッチメントなどを利用して、ムダ毛を短くカットした後、電動シェーバーを皮膚に対して垂直にあて、なでるようにゆっくりと滑らせていきましょう。
使用の際は、床に新聞紙などを敷き、その上で片ひざをつくかしゃがむポーズをとるようにして行うのがおすすめです。鏡を置き、見えにくい部分は鏡を見ながら行うとスムーズに剃れます。
VIO脱毛の部位別・自己処理のやり方とは?
VIOは皮膚が薄くデリケートな部位なので、基本的には肌に優しい電気シェーバーでの処理がおすすめです。部位別の詳しい自己処理の方法は、下記のとおりです。
Vラインの自己処理
Vラインは、正面から見える三角形部分の、いわゆるビキニラインのこと。VIOの中では皮膚が丈夫なほうですが、デリケートな部分には違いありません。最初にハサミなどを使い、ムダ毛を2cm程度にカットした上で、電気シェーバーで優しく処理します。
Iラインの自己処理
Iラインは、ひざを抱えて座ったときに正面から見えるVラインの下の陰部の両サイドのラインです。直接確認するのが難しいので、床に鏡を置き、鏡を見ながら処理するとスムーズです。
Vラインと同じく、まずムダ毛を2~3cm程度にカットした上で、電気シェーバーを使います。Vラインより粘膜に近いので、慎重に行いましょう。
Oラインの自己処理
Oラインは、お尻の穴の周りを指します。鏡を使わないと見えない場所ですので、鏡を使ってVラインと同じ手順で進めていきます。Oラインも粘膜に近い場所なので、無理は禁物です。
VIO脱毛を自己処理で行う場合の注意点
VIOのムダ毛を自分で処理するにあたっては、注意しておきたい点が2つあります。
自己処理後は必ず保湿ケアを行う
脱毛処理をした後の肌はダメージを受け、肌のバリア機能が低下した状態で、乾燥しやすくなっています。肌の乾燥は炎症や色素沈着、黒ずみなどの肌トラブルにつながりますので、処理後は必ず、低刺激の保湿クリームや乳液を使った保湿ケアを行いましょう。
浴室での処理は避ける
お風呂やシャワーの時間はムダ毛処理に最適に思えますが、お湯でやわらかくなった肌はダメージを受けやすいので、浴室での処理は避けます。肌が清潔な状態になったお風呂上がりに、体の熱が冷めるのを待ってから剃るようにします。
VIOの自己処理が難しい場合はプロの手による医療脱毛がおすすめ
VIOの中でも、特にIラインとOラインは鏡越しにしか確認できず、きれいに処理するのが難しい部位です。自己処理がうまくいかない場合や、定期的に処理することが負担に感じる場合は、プロの手による医療脱毛を受ける方法がおすすめです。
医療脱毛はプロの手によって行われる
医療脱毛とは、医療用のレーザー脱毛機を使った脱毛施術です。クリニックなどの医療機関で、医師や看護師の手によって施術が行われます。自己処理は表面の毛を剃るだけですが、医療脱毛では専用のレーザーで毛を作っている細胞を破壊するので、永久脱毛効果が期待できるのが特徴です。
施術は毛周期に合わせて、2~3ヵ月に1度のペースで進められます。自己処理が不要になるまでの回数は個人差がありますが、5~6回が目安です。
自己処理と比べてメリットが多い
自己処理と比較した医療脱毛のメリットは、一度処理した部分は基本的に生えてこないので、医療脱毛を受ければ、以後はムダ毛の処理を行う必要がなくなります。また、医療従事者が行うので、自分でやるより安全に処理ができます。そして、万が一肌トラブルが起こった場合でも、医師の適切な処置を受けられるので安心です。
デメリットとしては、長い目で見ればコストパフォーマンスは良くても、施術にはまとまったお金と時間がかかることが挙げられます。また、施術の際にデリケートゾーンを施術者に見られることに抵抗を感じる方も少なくないようです。
VIOの医療脱毛を考えるならまずは無料カウンセリングへ
VIOは体の中でもデリケートな部分なので、自己処理の際も肌を傷つけないよう注意して行うことが大切です。そして、処理後の保湿ケアもしっかり行い、肌トラブルの防止に努めるようにします。
柏・船橋・錦糸町のイデア美容皮膚科クリニックでは、VIOの医療脱毛に関する無料カウンセリングを受け付けておりますので、自己処理が難しいと感じている方や医療脱毛に興味があるという方は、お気軽にご相談ください。
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理事長