【これで解決】タトゥーがある場合は医療脱毛と他の方法の併用がおすすめ!2つの対処法を紹介
「タトゥーがあると医療脱毛できないのか」についてお悩みの人がいらっしゃるのではないでしょうか。そこで本記事では「タトゥー部分に医療脱毛が行えない理由」について解説します。タトゥー部分の脱毛方法について知りたい人はぜひ参考にしてみてください。
「タトゥーがあっても医療脱毛が行えるのか」でお悩みの人が、いらっしゃるのではないでしょうか。結論から言うと、タトゥーがあっても医療脱毛は行えますが、タトゥーが入った部分には施術が行えません。肌やタトゥーのトラブルを回避するために、タトゥーが入った部分には施術を行わないようにしている医療脱毛クリニックがほとんどです。そこで本記事では「タトゥーがあると医療脱毛が行えない理由」について解説します。
すでにタトゥーがあるエリアの脱毛方法についても理解できる内容になっています。ぜひ最後までお読みください。
タトゥーがあっても医療脱毛は受けられるか?
タトゥーが入っていると、医療脱毛そのものが受けられないのではないかと不安に感じる人が多いのではないでしょうか。ここでは、タトゥー部分の医療脱毛について詳しく説明します。
施術自体は受けられる
ほとんどの脱毛クリニックや美容皮膚科では、タトゥーがあっても医療脱毛の施術は受けられます。しかしクリニックによっては、タトゥーが入っている人は施術できないとしているケースがあります。そのため、希望する脱毛クリニックがある人は、施術が受けられるのかを事前に確認しておくと良いでしょう。
タトゥー部分は照射できない
タトゥー部分はレーザー照射が行えません。そのため、タトゥー部分やその周囲にレーザーを当てないように施術を行うのが一般的です。以下に、タトゥーの大きさ別の対応法を示します。
- タトゥーの大きさがおよそ5cm:タトゥー部分に保護シールを貼って施術する
- 腕全体を覆うほどのタトゥーがある:施術そのものが行えない
あくまでも目安なため、クリニックによって小さいタトゥーでも施術が行えないこともあります。そのため、電話で確認するか、カウンセリングを利用して直接見てもらうのも良いでしょう。
タトゥー部分に医療脱毛が行えない2つの理由
タトゥーがあっても医療脱毛が行えますが、タトゥーが入った部分の施術は行えないとするクリニックがほとんどです。では、なぜタトゥー部分は医療脱毛が行えないのでしょうか。
- 肌ダメージが大きく火傷につながる
- タトゥーの色が変わる・剥がれる可能性がある
ここでは、それぞれについて詳しく説明します。
肌ダメージが大きく火傷につながる
タトゥー部分に医療脱毛を行うと、火傷などの肌トラブルにつながる可能性があります。なぜなら、医療脱毛のレーザーがタトゥーの染料に反応し、熱を発生させてしまうためです。これは、医療脱毛レーザーの性質が関係しています。一般的にレーザーは、毛に含まれる黒いメラニン色素に反応し熱を出すことで、毛根組織を破壊します。タトゥーの染料をメラニン色素と勘違いすることで、誤って反応し熱を発生させてしまうわけです。
また、使用したタトゥーの素材によっては、以下のような金属成分が含まれているケースがあります。
- 鉄
- 亜鉛
上記のような金属成分がレーザーに当たると、熱が発生してしまいます。染料そのものと、染料に含まれる金属成分によって、過剰な熱エネルギーが肌にダメージを与えてしまうわけです。肌へのダメージが強くなることで、火傷やみずぶくれができる可能性があるため注意が必要です。
タトゥーの色が変わる・剥がれる可能性がある
レーザーの熱によってタトゥーに使用された染料の色が変わったり、剥がれたりする可能性があることも、医療脱毛が行えない理由です。レーザーによって火傷やみずぶくれが起きると、最終的にかさぶたとなります。そしてかさぶたが剥がれる時に、タトゥーの色素も一緒に剥がれることがあります。
またレーザーの熱に、タトゥーの染料に含まれるインクや墨の成分が反応することで、変色してしまう可能性があります。タトゥーは医療行為ではないため、使用する染料成分に決まりがないのが現状です。そのため、どの成分が含まれた染料を使用しているか特定できないため、変色するリスクを常に気にしなければなりません。
これからタトゥーを入れるなら医療脱毛の後がおすすめ
これからタトゥーを入れるか検討中の人は、先に医療脱毛を行うことをおすすめします。なぜなら、タトゥーを入れてから医療脱毛を行うと、火傷や色素沈着、またタトゥーそのものが剥がれてしまう可能性があるためです。医療脱毛のレーザーは、毛の黒い色素に反応した熱の力で、発毛組織を壊して脱毛します。
レーザーが反応するのは黒い色素だけではありません。タトゥーは皮膚の「真皮」と呼ばれるエリアに染料を入れて施術するため、レーザーが反応してしまいます。そのため、無理に脱毛しようとすると、肌トラブルやタトゥーの変色や剥がれにつながる可能性が高いです。
どうしてもタトゥーがある部分を避けてレーザーの照射を行う必要があるので、そこだけ毛が残ってしまいます。まだタトゥーを入れていない人は、先に医療脱毛を受けておくことで、肌やタトゥーのトラブル回避につながるでしょう。
タトゥー部分を脱毛する方法2選
医療脱毛では、肌トラブルやタトゥーの剥がれなどにつながる可能性があるため、タトゥー部分の施術が行えないケースがほとんどです。しかし中には、どうしてもタトゥー部分の脱毛を行いたい人がいるでしょう。そのような人におすすめなのは、医療脱毛以外の方法でタトゥー部分を脱毛することです。タトゥー部分を脱毛する方法には、以下の2つがあります。
- ブラジリアンワックス
- ニードル脱毛
ここでは、それぞれの特徴について詳しく説明します。
ブラジリアンワックス
ブラジリアンワックスであれば、タトゥーが大きいケースにも対応できます。ブラジリアンワックスとは、脱毛したい部位にワックスを塗り、ワックスと共に毛を剥がし取る脱毛方法です。ハードワックスとストリップワックスと呼ばれる2つのワックスを使い分けて使用します。ブラジリアンワックスのメリットは、以下のとおりです。
- 大きいタトゥーにも対応できる
- 短時間で施術が完了する
- 粘膜に近いエリアの施術が行える
- 毛根から毛を除去でき、古い角質も取り除ける
ワックス塗布から数分後には剥がし取れるため、手軽に施術が行えます。一方で、毛の元となるエリアを破壊するわけではないため、2〜3週間後には毛が生えてきます。医療脱毛と異なり、施術を受け続ける必要があるため注意が必要です。
ニードル脱毛
ニードル脱毛は、医療脱毛と異なり黒いメラニン色素が反応しないため、タトゥー部分の脱毛が可能です。ニードル脱毛とは、針を毛穴に刺して電気を送って脱毛する方法です。ニードル脱毛では
発毛組織を電流で破壊するため、医療脱毛と同様に永久脱毛が行えます。ニードル脱毛のメリットは、以下のとおりです。
- 永久脱毛ができる
- メラニン色素に反応しない
- タトゥーのデザインが変色したり剥がれたりしない
ブラジリアンワックスでの脱毛と異なり、永久脱毛が行えます。さらに、メラニン色素に反応しないためタトゥーやほくろの上からの施術も可能です。メリットが多い一方で、ニードル脱毛は毛一本一本に対して施術するため、料金が高くなりやすい上に医療脱毛よりも痛みが強い点が特徴です。
そのため、ニードル脱毛はタトゥー部分のみの施術に限定することをおすすめします。タトゥー部分以外のエリアは他の脱毛方法で施術を行った方が、リーズナブルで痛みを抑えられるでしょう。
タトゥー部分以外の施術は医療脱毛との併用がおすすめ
タトゥー部分以外のエリアは、医療脱毛で施術することをおすすめします。なぜなら、ブラジリアンワックスとニードル脱毛のそれぞれのデメリットをカバーできる施術方法が医療脱毛だからです。そもそも、ブラジリアンワックスとニードル脱毛のデメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。まずは、ブラジリアンワックスのデメリットから見てみましょう。
- 永久脱毛ではないため、2〜3週間後に再び毛が生えてくる
- ワックスを剥がす際の痛みが強い
- 1cm以上の毛の長さがないと施術できない
- 埋没毛を起こす可能性がある
ブラジリアンワックスは、毛根から除去する施術ですが、毛の元となる部分は破壊しないため、時間が経つと再び生えてきます。痛みに弱い人にとっては、ワックスを剥がす際の痛みが嫌と感じるケースがあるかもしれません。また見た目を考えると、1cm以上ムダ毛を伸ばし続けることに抵抗を感じる人もいることでしょう。その点、医療脱毛は永久脱毛なため、施術を受けるたびに毛が少なくなっていきます。
麻酔を使ったり肌を冷やしたりするなど、痛みを抑える方法があるので安心です。また、毛をそった状態で施術できる点も医療脱毛のメリットと言えるのではないでしょうか。一方で、ニードル脱毛のデメリットには、どのようなものがあるのでしょうか。
- 毛量が増えるほど高額になりやすい
- 電流の痛みが強い
- 広範囲では時間がかかる
ニードル脱毛は、1分200円や1本100〜200円と時間や毛の本数で料金が設定されています。毛穴一つひとつに電流をとおすため、時間がかかるだけでなく、高額な料金になるケースがほとんどです。一方、医療脱毛は回数で料金が設定されていることもあり、比較的リーズナブルで広範囲の施術が短時間で行えます。蓄熱式脱毛で施術を行うと、より痛みを抑えられるでしょう。そのため、痛みに敏感な人も気軽に施術を受けられます。
ブラジリアンワックスとニードル脱毛、それぞれのデメリットを補ってくれるのが医療脱毛です。タトゥー部分はニードル脱毛かブラジリアンワックスで施術し、それ以外は医療脱毛で施術を行ってみるのはいかがでしょうか。
タトゥー部位以外は医療脱毛でツルスベ肌を目指せる
タトゥー部分の脱毛は、火傷を起こしたり、タトゥーの色が変わったりする可能性があるため、医療脱毛が基本的には行えません。そのため、これからタトゥーを入れる予定の人は、先に医療脱毛を行ってからタトゥーを入れると良いでしょう。一方で、すでにタトゥーを入れてしまった人の場合は、ニードル脱毛やブラジリアンワックスによる脱毛が可能です。
しかし、ニードル脱毛は高額で、ブラジリアンワックスは再び毛が生えてくるなど、それぞれにデメリットがあります。そのため、2つの脱毛方法の効果や料金の相場、またデメリットを把握した上でどちらで施術を行うか選択すると良いでしょう。ちなみに、タトゥー部分以外の脱毛は、効率的にツルスベ肌が目指せる医療脱毛がおすすめです。広範囲なエリアを痛みが少ない状態で、またリーズナブルな料金で施術できます。
さらに、タトゥーがある部位を専門家が問診し、肌やタトゥーにトラブルが起きないよう注意しながら施術を行ってくれる点も安心です。イデア美容皮膚科クリニックでは無料カウンセリングをおこなっているため、ぜひお気軽にご相談ください。
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理事長