秋冬が始め時?脱毛を始めるのに適切なタイミング
肌の露出が増える夏に脱毛の効果を実感するには、同じ年の初夏に施術をスタートしても間に合わないといわれています。脱毛を始めるのに適切なタイミングと、秋冬に脱毛を始めることのメリットをわかりやすく解説します。
秋冬が始め時?脱毛を始めるのに適切なタイミング
肌の露出が増える夏が近づくと、医療レーザー脱毛やエステサロン脱毛の広告をよく見かけるようになります。脱毛を始めるのに適したタイミングは、初夏というイメージを持っている方も多いかもしれません。ですが、実はその年の夏に脱毛の効果を実感するには、初夏に脱毛を始めても遅いということはご存じでしょうか。思いどおりの効果を得るためには、脱毛の施術を始めるタイミングが重要になります。
そこでこの記事では、脱毛を始める上でベストなタイミングについて解説します。併せて、脱毛期間中に自己処理をする場合の注意点についても見ていきましょう。
夏に脱毛を始めても遅いのはなぜ?
医療レーザー脱毛の施術に興味があり、「露出が増える夏になってから始めよう」と考えている方もいるかもしれません。脱毛の効果を実感するには一定の期間が必要となるため、夏に向けて脱毛をしたいのであれば、時間に余裕を持ってスタートすることがポイントです。
まず、夏に脱毛を始めても遅い理由や、脱毛のタイミングを知る上で大切な「毛周期(もうしゅうき)」についてご紹介します。
夏になってから脱毛を始めても間に合わない理由
脱毛クリニックやエステサロンの繁忙期は、7~8月の夏季シーズン。これは、夏を目前にして脱毛を始める女性が多いためですが、夏本番に脱毛効果を実感するには、それでは間に合わないのが実情です。脱毛の施術は1回で終了するわけではなく、間隔を空け、複数回にわたって行うことが一般的。1回施術を受けただけでは、長期的な効果も実感しにくいでしょう。
脱毛の施術後は、1週間ほど経過するとどんどん毛が抜けていくため、効果を感じる方も多いはず。しかし、初回の施術の場合、3週間ほどでまた新しい毛が生えてきてしまいます。生えるたびに施術することを繰り返し、少しずつ薄くしていくことで、最終的に思いどおりの脱毛効果が得られるのが脱毛のしくみです。
つまり、夏になってから脱毛を始めても、1回目の施術から一定の期間が経過すると、夏が終わらないうちにまた新しい毛が生えてきてしまうのです。
毛周期に合わせて施術を行う医療レーザー脱毛
体毛には、毛周期と呼ばれる、毛が生えてから抜けるまでのサイクルがあります。
毛周期には大きく分けて「成長期」「休止期」「退行期」という3つの時期があり、医療レーザー脱毛でしっかりと結果を出すためには、成長期のタイミングで施術をするのが効果的。毛周期には個人差があり、部位によっても異なりますが、およそ「3ヵ月に1回」のペースで施術をするといいでしょう。
夏までにある程度毛を薄くしておきたいなら、3ヵ月に1回程度の施術を数回受ける必要があります。そのためには、夏直前に脱毛を始めるのではなく、前年の秋、9~10月頃にはスタートしているのがベストです。仮に、7月に1回目の施術を受けると、8月中には新しい毛が生えてきてしまう上、次に施術を受けられるのは10月。2回目の施術までにムダ毛の自己処理をする必要があり、手間や時間がかかってしまいます。
夏本番に間に合わせるためには前年の秋、遅くとも冬には脱毛を始めるのがおすすめです。
脱毛を始めるなら秋冬がおすすめの理由
翌年の夏に間に合うこと以外にも、秋冬に脱毛を始めると良い理由がいくつかあります。秋冬に脱毛を始めることで期待できるメリットを見ていきましょう。
秋冬は紫外線が少なく、肌へのダメージを抑えられる
紫外線が多く、屋外でのレジャーや旅行も増える夏は、どうしても日焼けをしてしまいがち。医療脱毛で使用するレーザー機器は、毛の黒色に反応してレーザーを照射する仕組みになっているので、肌が日焼けしていると、やけどのリスクが高くなってしまいます。
そのため、肌が日焼けしている場合は、施術そのものができなかったり、やけどのリスクを減らすためにレーザーの照射出力を弱くしたりする必要があります。出力が弱くなると、せっかく施術を受けても脱毛効果が出にくくなってしまいます。このような理由からも、夏に比べて紫外線量が少なく、肌が日焼けしにくい秋冬のほうが、脱毛には向いているといえるでしょう。
また、秋冬は肌の露出が減る分、自分でムダ毛処理をする回数を減らすことができます。自己処理は、その方法や頻度によって、肌を傷める可能性もありますから、自分で処理する回数が少なくなれば、肌に与えるダメージも小さくなるというわけです。
医療レーザー脱毛は肌に一定の負荷がかかるので、施術によるトラブルをなくすためにも、肌へのダメージが少なく、状態が良い秋冬のタイミングに行うことが理想的なのです。
秋冬は施術後の紫外線リスクが少ない
脱毛の施術後は、肌がいつもよりデリケートな状態になっています。施術前に日焼けをしないことも大切ですが、肌トラブルややけどを防ぐため、施術後の肌にできるだけ紫外線ダメージを与えないことも重要です。夏は露出の多い服を着るシーンも多く、脱毛後もうっかり紫外線を浴びてしまいやすい季節。一方、秋冬は長袖やタイツなどで紫外線をカットしやすいため、施術後の紫外線リスクも少なくなります。
なお、冬の肌は乾燥によるダメージを受けやすいため、施術の前後は化粧水や乳液、クリームなどを使って、しっかり保湿することも重要です。施術前はできるだけ自己処理を控え、保湿して肌を整えた上で施術を受けるようにしましょう。
秋冬は施術の予約を取りやすい
ここまで解説してきたように、脱毛を始める人が増えるのは夏場です。その分、施術の予約も取りにくく、希望するタイミングで施術が受けられないことも珍しくありません。夏に脱毛を決断してクリニックやエステサロンに連絡しても、数ヵ月先まで予約が埋まっていて、初回の施術が秋になってしまう場合もあるほどです。
一方、秋や冬は夏に比べて脱毛を始める人が少ないため、好きなタイミングで予約を取りやすいでしょう。夏までに脱毛の結果を出したい方は、それまでに数回の施術を受けられるよう逆算し、前年の秋冬の時点からスケジュールを立てて予約を取ることをおすすめします。
秋冬の自己処理で気をつけること
脱毛を始めるタイミングとしておすすめの秋冬シーズンですが、施術の合間に自分でムダ毛処理をする場合には、いくつかの注意点があります。秋冬の自己処理で気をつけるべきポイントを確認しておきましょう。
自己処理による肌へのダメージを減らす
自分でムダ毛処理をする場合、カミソリや毛抜き、電気シェーバーなどを使うのが一般的です。一度、道具を購入すれば、あとはお金もかかりません。ただ、やり方によっては肌にダメージを与えてしまうため、乾燥しやすい秋冬に行う場合は特に注意しましょう。
例えば、カミソリを使ってムダ毛処理を繰り返すと、肌の保湿に必要な角質まで削ぎ落としてしまいます。皮膚がカミソリ負けしたり、乾燥の原因になったりするため、カミソリを繰り返して頻繁に使うことは避けたほうがいいでしょう。
また、毛抜きも肌にダメージを与えやすいため、日常的な使用はおすすめできません。毛穴が盛り上がってしまったり、埋もれ毛や色素沈着によって肌が黒ずんでしまったりする可能性もあります。どうしても自分で処理をしたい場合は、カミソリや毛抜きに比べて肌へのダメージが少ない、電気シェーバーを使うといいでしょう。
施術間のお手入れもクリニックやエステサロンに相談を
医療レーザー脱毛やエステサロン脱毛で、次の施術までのあいだに生えてくる毛が気になる場合や、自分で処理する方法がわからない場合、まずはかかりつけのクリニックやエステサロンに相談してみましょう。肌へのダメージが少ないお手入れ方法をアドバイスしてくれるはずです。
もし、自己処理による肌トラブルが起こってしまった場合も、医療機関で施術を受けていれば、医師に相談の上、適切な治療を受けることができますので安心です。夏に向け、秋冬から脱毛をスタートしましょう!露出の機会が少なくなる秋冬は、脱毛に興味があっても、つい決心を先延ばしにしてしまいがち。ですが、露出が増える夏の季節を快適に過ごすためには、秋冬から脱毛を始めるのが理想です。
イデア美容皮膚科クリニックでは、柏・船橋エリアで次の夏に向けた医療レーザー脱毛をスタートできます。確実に効果を実感できる脱毛スケジュールを立てたい方は、無料カウンセリングから相談してみてはいかがでしょうか。
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理事長