脱毛後は紫外線対策が必須!肌トラブルを防ぐためには?
脱毛後は紫外線対策をすることが必須です。ここでは、その理由は何なのか、そして、肌トラブルを防ぐために具体的にどんな紫外線対策をすればよいのかをご説明します。
脱毛後に紫外線対策をしなければ肌が大きなダメージを受けやすい
脱毛後に紫外線対策をしなければいけない最大の理由は「光脱毛やレーザー脱毛により敏感になっている肌が、紫外線によって大きなダメージを受けてしまうから」です。
近年は脱毛機器の機能・性能もどんどん高まり、昔に比べると低刺激で効率のいい脱毛ができるようになっていますが、どれだけ低刺激の脱毛法であっても、肌に全くダメージを与えずにすむ、というものはありません。
「光やレーザーにより肌内部に多少の熱がこもっている」
「肌表面が光やレーザーで刺激されたことにより、外部刺激に対して敏感な状態になっている」
などといった理由で、脱毛中や脱毛後は通常時よりも紫外線によるダメージを大きく受けてしまいやすいのです。
肌トラブル防止のための脱毛後紫外線対策3つのポイント
脱毛後、通常時よりも敏感になっている肌を守り、紫外線による肌トラブルを防ぐためには、以下の3つのポイントを守ることが重要です。
- 日焼け止めを使う
- UVカットができる日傘や帽子、服などを活用する
- 肌乾燥を防ぐため保湿を心がける
それぞれのポイントについてご説明しましょう。
1.外出しない時でも日焼け止めは使用すべき
まず「日焼け止めを使う」についてですが、多くの人は「外出の機会がなければ日焼け止めをつける必要はない」と考えてしまいがちですが、屋内であってもそれなりに紫外線の影響は受けてしまいます。
特に、脱毛後は肌がデリケートになっているからこそ、屋内でも油断せずUV対策をすることが必要です。
屋内でも日焼け止めが必要=長時間日焼け止めをつける、ということになる分、日焼け止めによる肌刺激をできるだけ抑えるために、なるべく低刺激のものを選ぶことが大切。おすすめなのは、紫外線吸収剤不使用(ノンケミカル)の日焼け止めです。紫外線吸収剤使用の日焼け止めは「紫外線を吸収して熱エネルギーなどに変換して放出する」という形で日焼けを防いでくれるのですが、この変換の課程が肌刺激となり、肌が敏感になっている脱毛中や脱毛後は、かゆみなどの症状が出てしまうリスクもそれなりに高くなります。
これに対して紫外線吸収剤不使用の日焼け止めは、紫外線散乱剤を使い「紫外線を散乱剤がブロックしてはね返す」という形で日焼けを防いでくれるため、変換エネルギーなどによる肌刺激を受けずにすむ分、肌刺激リスクを抑えることが可能です。
2.日傘・帽子・服などでもUV対策を
日焼け止めはUV対策の基本として必須のアイテムですが、日焼け止めは塗りムラが出やすいことや「汗、こすれである程度流れ、落ちる」などの弱点もあるため、外出時はプラスアルファの紫外線対策として、UVカット機能のある日傘や帽子、服なども活用したいところです。
この中でも特に注意したいのが「服」です。たとえば腕の脱毛をした人の場合「普通のシャツやブラウスでも、長袖を着れば脱毛部位は隠せるから大丈夫だろう」と思ってしまうことも少なくありませんが、服を着ていてもある程度の紫外線は貫通してしまいます。特に、白色で薄手の綿シャツなどは、半分近くの紫外線が貫通してしまうリスクがありますので要注意。だからといって、暑い季節は濃い色で厚手の長袖を着ることに厳しい部分があるのも事実です。だからこそ、生地そのものがUVカット仕様にされている服を選ぶことが大切なのです。
「服をUVカット仕様のものに買い替えるのは厳しい」という人は、紫外線吸収剤を服にまとわせて、服のUVカット効果を高める機能を持つUVカット洗剤で衣類を洗濯するのがおすすめです。
3. しっかり保湿でバリア機能を保護
肌をしっかりと保湿しておくことは、肌表面のバリア機能を維持・保護し、肌トラブルリスクを抑えるのに役立ちます。ただし、ここで気をつけたいのが「保湿=オイルを使うということではない」という点です。
紫外線の強い時期の日中にオイルや油分が多すぎるスキンケア用品を使うと、オイルの酸化やオイル内の不純物などが理由で日焼けをしてしまうリスクが高まってしまいます。肌にうるおいを与えるための保湿の基本は、あくまで肌の水分保持です。保水力にすぐれたセラミドやヒアルロン酸などが配合された美容液やジェルを使っての保湿をすることをおすすめします。
紫外線の強い時期の日中でも、どうしてもスキンケアの仕上げにオイル系を使いたいという人は、酸化しにくいホホバオイル・ココナッツオイル・アルガンオイルなどを選ぶのがおすすめです。オイルはできるだけ純度の高いものを選びましょう。
まとめ
「脱毛後の肌はいつも以上に敏感になっているため紫外線対策を行おう」
脱毛後は、肌が光やレーザーの刺激によって、いつも以上に敏感になっています。今回ご紹介したことを参考に、脱毛を行ったら、脱毛後の肌トラブルをできるかぎり起こさないように、紫外線対策を行いましょう。
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理事長